Tram-Train トラム・トランって?


正確には Tram ではなく、 Tram-Train と書かなければいけませんでした。


Tram-way トラム・ウェイ とTram-Train トラム・トラン の違い?
( 「 way 」と「 train 」から大凡想像できるかもしれませんが、、、。)

 

Tram-way : 路面電車

 道路上に敷設された軌道を用いる路面鉄道を走行する電車。

 都市内及びその近郊と比較的短距離の旅客移動手段。
 時速は 30 ~ 70 ㎞。

Tram-Train 

 路面電車を一般の鉄道(日本でのJRの鉄道路線等に相当)を走行させること。
 郊外の専用軌道から都市部の併用軌道へ、乗り換えのない高い利便性を誇る。
 ( 1990 年代初頭、渋滞緩和と大気汚染軽減などの為、ドイツで初めて実現される。 )
 最高時速は 100 ㎞。

1980 年にナント-シャトーブリアン間の鉄道が廃線になってから 34 年後に実現されたこのTram-Train。
当時の廃線理由は高い利用料金に加え、所要時間が長いという利便性の悪さ、また旅客のニーズが内陸から沿岸へと向かった為。
開設当時からのニーズは旅客より、商業用としてだったらしい。

11 駅、走行距離 64 kmとフランス国内で最長のこのナントとシャトーブリアンを結ぶTram-Train 路線。
18 世紀の古い電車から脱却し 21 世紀の新しい交通手段へ!!と謳うこの Tram-Tranの開通で 11000 人/日 の利用を見込んでいるようです。

地方テレビで 30 分弱ほどの時間をかけて紹介されていたようです。
( 7 分 30 秒、 8 分 50 秒、 20 分 40 秒辺りでシャトーブリアンの駅が映っています。)