給料アップ!!


4月1日から給料がアップしました!!
今日就労中に上司がやって来て、勤務態度に問題が無いので給料を上げる事、このまま引き続き今までの様に勤務してもらいたいという事を伝えられました。

微々たるものですが、嬉しいですね。

ただこの給料アップは業務態度に問題なければ基本的に全ての契約社員(派遣会社を通じて勤務している)に適用されるもので、私だけ特別なわけではありません。
この工場では勤務開始から3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月、18ヵ月後に契約社員の賃金を上げる方針になっているようです。
それ以降は残念ながら工場の全就労者(正社員含む)の賃金アップでもない限りもう上がることはないのですが。

それでもこの辺りの中では給料が良いと言われている工場。
私がこの工場で働き始めた年のフランス全体の最低賃金は9,22 € / 時。求人をかけていたほとんどの雇用主はこの最低賃金をベースにしていたのですが私は 9,85 € / 時から開始。今回のアップで 11,54 € / 時 (最低賃金 9,53 € / 時 ) となりました。

但し、この数字は brut ( 税引き前支給額  )。
これから健康保険、家族手当負担金、労災保険、寡婦年金、老齢年金、失業保険、補足退職年金、補足年金、控除対象一般社会税、社会負債返済税、源泉徴収所得税、、、などが引かれたのが net ( 手取り )。 大体 brut の2割減くらいでしょうか。


さらにオーランド政権になってからそれまで非課税であった残業代( 通常賃金+25 % )も課税対象になってしまったので、 かなり引かれてしまっている感があります。
就職活動する際にはbrut よりnet での賃金を聞くようにした方が良いですよ。

私が勤務している間にも一度工場の労働ストライキで全体の賃金がアップしたことがあるのでまだ今後の給料アップも期待できないこともないかもしれません。
労働ストライキ、さすがフランスと思ってしまいます。