Dong du sang 献血

同僚の 「 娘が献血に行きたいというから連れて行かないといけない 」 という話に触発され、久しぶりに献血をして来ました。
 
シャモニーのそれ以来、なんと10年振り。

献血というもの、人の役にも立つし自身の血の入れ替えにもなるので「機会があればぜひともやりたい派」なのです、が。
今までは仕事等で都合がつかなかったり、また日本にいた際にも「フランスにいた方は駄目です」、、、などと言われてしまった事があるのでその機会に恵まれていませんでした。
 

海外在住者は日本での献血は不可能?

日本赤十字社のサイトより確認してみると、、、。

■ 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について
近年、英国を中心に発生している変異型クロイツフェルト・ヤコブ病については、輸血による伝播に関して未知の部分が多い一方、牛海綿状脳症との関連も強く指摘されています。安全が確認されるまでの間欧州諸国に滞在(居住)された方の献血をご遠慮いただいています。

* フランス : 1980年~2004年までに、通算6カ月以上の滞在(居住)歴のある方

基本的には帰国後4週間以上であれば出来るようなのですが、私の場合上記に該当してしまうのでやはり日本では残念ながら駄目なようです。


町外れの病院だったら徒歩で20分くらいは軽くかかってしまうので行かなかったかもしれないのですが、家から10分ほどの所にある多目的ホールで行われていたので良かったです。

「こういうのは皆あまりやらないのではないかな、きっとガランとしているはず」、、、などと思いながら行ったらなんのその。
既に待ち人がかなりいて、学校や会社の終了時間に丁度当たったので、この後も引っ切り無しに人がやって来ていました。
受付でもらった番号は91。午前中も含めてなのか、或は午後以降の人数なのか確かめませんでしたが、それでも結構な人数ではないでしょうか。


受付でこの様な用紙をもらい、全部で52項目の質問にハイかイイエで答えます。
この用紙の答えを下に、お医者さんとの面談が行われ、血圧、ヘモグロビン値 ( 女性 12.5 g / dl 、男性 13.5 g / dl以上要  ) も検査します。

 


またこの筆問用紙の中にも書かれていますが、以下の方は献血が出来ないので、予め知っておいた方が行ったのに出来なかったと無駄足を踏まずにすむかと思います。



・ 特定の病気になったことがある。

・ 服薬、妊娠、授乳中、発熱等。
・ エイズ、肝炎などのウィルス保有者。

・ 輸血歴、臓器移植歴がある。
・ ピアスの穴をあけてから一定期間を過ぎていない。

・ 一年以内にタトゥーを入れた。

・ 一年以内に予防接種を受けた。

・ 出血を伴う歯科治療を三日以内にした。

・ 四週間以内に海外旅行、海外で生活した。

・ クロイツフェルト・ヤコブ病の者。

・ 怪我をしていてまだ治っていない。

・ プラセンタ注射を受けた。


検査でOKが出ればこの様な寝台に横になり、看護師さんの指示に従いながら献血を行います。


そしてこれも日本と同じでしょう。
献血了後には失われた鉄分補給の為にも、そして急激な動きを避ける為にもこの様に軽食が提供されます。


本日の献立。この後ホットチョコレートも頂きました。
その他にバゲット、フルーツポンチなどもありました。


職場の同僚発見 ( 男性の方 ) !!
自分は献血が出来ないので代わりに31年以来ボランティアスタッフをしているとの事。
偉いですね。

次回は6月。都合がつけばぜひ行きたいと思っています。