avoir les chevilles qui enflent 腫れた足首を持っている

職場で同僚との会話中に耳にしたフランス語の表現。
注意して話を聞いていると今まで耳にした事のない単語、表現が出てきて勉強になりますね。

" avoir les chevilles qui enflent "
アヴォワール レ シュヴィーユ キ オンフル

 

直訳すると 「 腫れた ( 大きな ) 足首を持っている 」 となりますが
 
自分に確信を持ちすぎている 。
自分の判断、自分の行いに疑いを持っていない、自信を持ちすぎている。

或は
自信過剰になっている、鼻にかける、偉そうにしている


という意味で使われます。

ルイ14世時代、王がその取り巻きに特権として王と同じ様に靴に赤いかかとを加えることを許しました。
そして、取り巻き達の中にはその特権をさらにより良く見せる(見せつける)為に赤いかかとが映える様に靴をわざと広げる者もいたそうで。

そんな事からこの表現が生れたという一説があるそうです。


これと同じような意味では以下の様な表現もあります。


" Avoir la grosse tête " 

アヴォワール ラ グロッス テット

 

直訳すると 「 大きな頭を持っている 」。 

 
頭でっかちと一部の辞書では翻訳されているようですが、どちらかというと
自慢げ(否定的)、鼻にかける といった感じの方が使い方としては正しいでしょう。

いずれにせよ、これかの表現は否定的に使われています。