サーフィン好きの友人に誘われてその彼女、彼女の2人の子供達と一緒にメーデーの連休を利用して2泊3日でキャンピングをしてきました。
1965年に国立自然公園に登録された La pointe de la Torche トルシュ岬。
ブルターニュ地方独特の荒涼とした風景(個人的には La pointe de Raz ラ岬の方がさらにその上を行っているかと思いますが。)に加え、波のパワフルなブレイクが楽しめるとあって海水温も十分に上がってくる4月以降は大勢のサーファー、カイトサーファーで賑わっているそうです。
柔らかな砂浜が続いているので近年では写真の様な le char à voile ル シャー ア ヴォワル ( ランドセーリング)を楽しむ人たちも頻繁に見られるようになってきているようです。
乗馬を楽しんでいる人たちもいましたよ。
私たちの利用した Campinge de la Troche トルシュキャンピング場はそのトルシュ海岸から1300m程の所にあります( ここ一帯のキャンピング場の中で一番海岸に近い )。
4ヘクターの敷地内にはテント用の敷地以外にも宿泊施設としてモビルホーム ( トレーラーハウス )、キャラバン などが設置されているほか、トランポリンやバレーボール、サッカーに卓球、ペタンクなどの遊技場があったり、レンタサイクルなども利用することが出来ます。
昨年までは屋外だったプール( 友人談 ) も屋根付きに改修されたようです。
到着日に早速試してみたのですが、室温に比べ水温はかなり低めで水に入るのに少しばかり勇気が必要でした。温水プール、、、というより天然光+室温で水を温めているだけの様でしたので、まだ5月初め、仕方がないですね。
友人が持ってきてくれた最大6人用の大きなテントを張って私にとっては初めてのキャンプ生活の始まり。
慣れている彼らが食器や洗剤、コンロに鍋など全て持ってきてくれました。
シャワーもトイレもフランス学生時代に過ごした寮の用に、男女共同。日本はどうだか知りませんが、こちらはトイレットペーパーも持参しなければいけません。
当日の食事は事前に用意した物。
昼は彼らの持ってきたパスタやライスのサラダを、夜には私たちが持ってきたチキンの丸焼きをテント内に設置したテーブルで食べました。
5月初めで朝晩はまだ肌寒い事もあってか155組収容可能の所、私達を含めても20組もいなかったでしょうか。
それなので隣人たちの騒音に悩まされる事無く、また寒さ対策に掛け布団も車に積んできたので、快適に眠る事が出来ました。
ただやはりテントの組み立て、寝床等の設置には1時間ほどかかってしまう上、天候の心配もしなくてはいけないので次回はモビルホームを利用しようかと。
時間の節約になる上、持ってくる荷物も少なくなるので車への負担も減、また人数で割ればレンタル料金もそう高いとは言えないので。シャワーやトイレ、キッチンが付いているのも、特に混雑してくる季節には便利でしょうし。
ちなみに以下はトルシュキャンピング場の料金例。
① テント用敷地+大人2名+乗用車一台 共同トイレ、シャワー
ローシーズン : 15 € / 泊 ハイシーズン : 22 € / 泊
② モビルホーム
A:6人用 ( 屋根付きテラス34㎡+3部屋 ) シャワー、トイレ、キッチン付
ローシーズン 155 € / 2泊
* ハイシーズンは週貸のみ 550 ~ 680 € / 週
B:2~4人用 ( 2部屋トータル16㎡ ) 共同トイレ、シャワー
ローシーズン 80 € / 2泊
C:4人用 ( 2部屋トータル25㎡ ) シャワー、トイレ、キッチン付
ローシーズン 110 € / 2泊
コメントをお書きください