ナポレオン3世の発案により、1875年に誕生した歌劇場 オペラ・ガルニエ。
パリ中心部の代名詞ともなっていますね。
この辺りは日本レストラン、日本(アジア)食料品店、その他日本人向けの商店が多数立地している事でも知られているかと思いますが。
大通りから一歩中に入るとあちらこちらに日本語の看板が掲げられていて、その数の多さに本当にびっくりしてしまいます。
日本語のみでならず、日本の食事、文化の中のみで生活できてしまいそうです。
折角異国にいるのにそういった生活にどっぷり浸かってしまうのは私は残念に思うのですが。
たまに恋しくなって来るくらいが良いかと。
ちなみにシャトーブリアンは以前にも話したかと思いますが日本人は私とレンヌに住んでいてたまに義両親の家に遊びに来るMさんのみなので全く日本語を使う機会はありませんし日本レストランもありません。
最近ではスーパーのアジア食品コーナーも大分充実してきたように思いますが、私の彼もそうアジア料理に興味がある方ではないので、縁遠いですね。
折角なのでこのオペラ座に続く大通りでカフェタイムとする事に。
昼食時と同様、どこもテラス席は一杯。
本当に好きなんですよね、フランス人はテラスが。
どんなにわずかな太陽の光でも我先に寄ってくる。
ところでフランスでのこのテラス席ですが、どのようにしてできたのでしょうか?
他の方のブログからですが
『 当時フランスのカフェは室内が禁煙でした。
煙だらけのイギリスのコーヒーハウスと比べると正反対の方針であるところが面白いですね。
ただタバコを吸う人は今も昔も多かったパリ。
喫煙者のためのスペースとして外側の席が設けられました。
この喫煙者用の席が徐々に発達して現在のテラス席になりました。
現在ではテラス席のほうが人気で、天気のいい日には多くのパリジャンで埋まっているのもパリおなじみの風景といえます。
またフランス人は日焼けをすることが好きなので、日光の当たるテラス席は屋内席と比べて人気です。
バカンスシーズン、時間的・金銭的理由でパリを離れられなかったパリジャンは、せめて公園やカフェのテラスで日光を浴びて「バカンス風」の日焼けをします。
初夏のパリ、カフェのテラスでゆっくり休むことほどパリらしい体験はないかもしれません。 』
、、、という事の様です。
この写真はあくまでもイメージですが、私たちの入ったカフェもこんな感じにやはりテラスにはぎっちりと隙間のないほど席が設けられていました。全て道路向きで。
恐らく外国人であった店員さんはパリにしては(?)珍しく愛想が良く、頼んでもいないのに水まで一緒に持ってきてくれました。
が、店員さんの愛想の良さもこのサービスの良さも何故だったか清算の際に分かりました。
エスプレッソ 2 杯で何と 8 € !!
テラス料金とも書かれていましたが、それにしても3口ほどで終わってしまうコーヒーが 4 € / 杯 とは。
あのリゾート地シャモニーでさえもこんな高額なコーヒーは飲んだことがありません。
もちろん大きなカップに入ったカフェオレは 4 ~ 5 € くらいはしていましたが、エスプレッソはどんなに高くても 2,5 € 程。
コーヒーの原価などたかが知れていますよね。
家賃がきっと高いからのでしょうけれども、これならすぐ近くにあったスターバックスに入った方が良かったかも、、、と思った次第でした(ただテラスが無かったのですよね)。
これだけの料金を取っているのだから店員さんは愛想良くしないわけにはいかないですよね。
可哀想なのは店員さん。この料金だったらチップを置いていく人などほとんどいないでしょう。
ちょっと脇道に入った方がきっと感じの良い、リーズナブルなカフェがあるはずです。
皆さん、良く探してみて下さいね。
コメントをお書きください