Karting " Solokart " à Plessé プレッセの「ソロカート」でカート

昨年に一度、勤務先の催しで行った事のある ( 彼は参加、私はカメラマン ) 家から50分程の所にあるカート場に遊びに行ってきました。

写真がそれですが、ちなみにコースの左上のちょっとしたスペースがペイント場にもなっています。

遊園地などの「ゴーカード」とはまた少し違いますね。

ハンドルと右足のアクセルペダルと左足のブレーキペダルだけで操作が出来るのは一緒ですがやはり一番の違いは速さでしょうか。

 

『 ゴーカートがおおよそ20~30 km / 時 なのに対し、カートは50~90 km / 時 と原チャリと同等のスピードが出ます。
但し、カートの場合は地面からの距離がほとんど無い為に、体感速度が実際のスピードの2~3倍になります。
なので、最初のうちはアクセルを全開にすることすら難しいと思います。
また、例えスピードに慣れたとしても、スピード域によってカートをコントロールするテクニックのレベルも上がっていきます。
ですから、最高速度が90 km / 時 出るカートに乗る為には、一般的なスポーツカート( 最高速度 50km / 時 )で、規定のタイムをクリアしなければいけない等の制限が加えられているところがほとんどです。
遊園地のゴーカートは、気持ちに余裕を持って操作出来ると思います。スピンもよっぽどの事がない限りしないと思います。しかし、スポーツカートやレーシングカートは、ほんの少しのミスが事故や怪我に繋がる恐れが出てきます。
ですから、乗る為にはヘルメットやグローブ、長袖長ズボン等の着用が義務づけられているのです。 』

( 他の方のブログから )

友人が彼女を驚かしたいからと秘密裏に立てた計画に私達ものらせてもらいました。

「ちょっと二人で出かけよう。水着を持ってね」と誘い家を出てきたらしいのですが、GPSも行き先が彼女に悟られてはいけないので自分にしか見えない様に設置したり、私達には声をかけたけれどもペイントボールに出かけてしまったようだと嘘をついたり、、、と。

そんな彼に彼女はまんまと騙されてしまったようで、このサプライズにとても喜んでいました。

上左の写真

Mini-kart 120 cm3 (4,5 cv) 子供用7歳以上~

上右の写真

Kart 270 cm3 4T (9cv) 11歳以上、グループ用 速くて性能抜群

下左の写真
Kart RX250 (燃料噴射式) 4T (22cv) 15歳~ さらに速さと性能を追求する人
下右の写真 
Kart GT MAX (競技用モーター使用) (28.5cv) 15歳~ 十分なパイロット技術のある人
 
で、私たちが乗ったのは2番目のKart 270cm3。
建物の総面積は350㎡。
建物内ではカートに関係する用品(ヘルメットやつなぎ、その他カートの部品等)を販売していたり、バーもあったり。
またある程度のグループで来た時などには映像を見ながらのコースの説明、必要なテクニックなどの小ミーティングをここで行ってくれたりもします。
カートコースの総長は775m。
テラスからはカートコースが見渡せます。
また、希望者には無料でつなぎを貸してくれたりもします。パイロットになった気分になりますね。

私たちが選んだのこのパック。

10 分 × 3 回で 40 €。

たかが10分、されど10分ですね。

結構長いです。緊張しているせいもあるかと思いますが、3回目を終わった時にはすっかり疲れてしまっていました。

 

1回目はお昼すぎだった為かまだあまり人がおらず、私達だけ(5人)で廻ることが出来ました。 

2回目以降は他のグループやクラブに登録している人達が終わるのを待ってから(約20分間のインターバル)の走行。

それでも沢山の人がいたので他のグループとも一緒に走行(最大25名まで)することに。

20名以上はいたでしょうか、5人の時とはまたプレッシャーが違ってきますね。

抜きつ抜かれつ、、、(と言っても私は抜かされてばかりでしたが)のスリリング出てきます。

5人で走行した時には私は断トツの最下位。

彼に3回、他の3人に2回も抜かされてしまいました、、、。

遊園地のゴーカードは経験があるのですが、これは全く初めての経験。元々スピードが出るものはあまり好きな方ではない上、とにかくしっかりと走る事を考えていたし(スピンしたり、コース外に出ない様に、、、など)、皆に迷惑をかけないようにコースの外側をなるべく走るようにしていたので。

というのは言い訳にしか聞こえませんね。

 

それぞれの走行ごとに、順位はもちろん周回数や最高速度、平均速度等を出してくれます。

1周辺り皆55から57秒程で廻っているのに、私は1回目の走行では1分20秒近くかけてしまっていたようです。

これでは何度も追いつかれるのは当たり前ですね。

その後他のグループの走行を見学していた際、断トツで最下位を走っている人の姿を見て、「いくらなんでも私はこんなには遅くはないだろう」と思っていたのですが、結果が張り出されたのを見て、唖然。

私と変わらないタイムだったのです。

他人から見たらあんなに遅く走っていたのか、とかなりショックを受けました。

遊びとはいえ、恥じ?はかきたくないので、2回目以降はコーナリングに気を付けたり、直線ではアクセルをほぼ全開にするように頑張ったり、、、そしてなんとなんとおじさん二人組を周回遅れにする事が出来たのです。

うーん、抜かすのって気持ちが良いですね。

とは言え、相変わらず仲間たちには1~2週差を付けられてしまっていましたが。

 

仲間内で一番早かった人は 54秒 / 周、最高速度 49㎞ / 時、で私はと言うと 1分02秒 / 周 ( それでも大分短縮しましたよね )、最高速度 44㎞ / 時。

 

建物の裏手にはこんな表彰台もあって記念撮影が出来る様になっています。
ご丁寧にフランス国歌 ラ・マルセイエーズ を流せるようにもなっていて。

 

彼らは結局 10 分 × 1 回分 を追加 ( 私は不参加でカメラマン ) 。

4回目終了後には腕も足もガクガクになりもうこれ以上は出来ないという状態にさすがになったようですが。

ペイントボール通の彼ら。

カート場のオーナーにペイントボール用具に関して色々アドバイスしてあげたからか、この最後の一回分 ( × 4人 )を 無料にしてくれました。

ふふふ、ラッキーですね。

日本はどうか分かりませんが、こちらは結構こういう風に話をしたりすると良い思いをする事が結構あるのですよね。

 

という訳で私以外は、10分 × 4回 で 40 € 。つまり 1 € / 分 という計算。

高いと思うか、妥当な金額だと思うかは人それぞれ、価値観にもよるかと思いますが。

もちろん私達もそう何回も出来るような経済状態ではありません。

年に1回くらいであればこのくらい出費してもまあ許されますかね。