昨日の雛菓子、折角なので 「日本のお菓子」 という物を味わってもらおうと職場に持って行きました。
すると、
同僚達 : 「何々、中国のお菓子!?」。
、、、もう彼是2年近く一緒に働いている人達からの発言。
私 : 「中国ではなくて、日本だって。」
同僚達 : 「一緒じゃん、中国も日本も。」
私 : 「一緒じゃないんだけれども。」
同僚達: 「佳代子は中国が嫌いなんだよね、中国と言われるのいつも嫌がるから。」
私は中国が嫌いなわけではなく、現に中国人の友達も沢山いますし、語学学校時代一番仲良くしていたのは中国人。
好き、嫌いの問題ではなく、日本人なのだから日本人と言ってもらいたい、日本人、日本の物と主張するのは当たり前の事なのではないでしょうか。
私 : 「あなた達は隣の国だからって例えばベルギー人と呼ばれたらどう思う?」
同僚達 : 「話が別だよ、それは。」
私 : 「・・・。」
個人的な交流の無い人からの発言だったら、遠いアジアの国だし仕方がないと思えるのですが、これだけ一緒に働き、一緒に話をし、私が日本人だという事を承知しているのに、繰り返し出てくる 「中国の・・・中国は・・・」発言には、、、。
以前にも
「現地の乳製品に、体に害を与える成分が含まれていると問題になっているので、フランスの技術が、企業が活躍している」という報道を見たけれどもそうなの?」
(私もニュースで見ましたが、これは「中国」の話でした。)
と中国と日本を混同してくる質問を受けました。
やはりこの時も私が訂正した後に、
「中国も日本も一緒じゃないの!?」なんて、、、。
彼らにとってはアジアの遠い国の一部でしかないんですよね。
その後、私があまりにも怒りを (普段は温和な自分だと思うのですが、あまりにも繰り返されるので) あらわにしていたので、これはいけないと思ったのか何とかフォローしようと、また質問してきたのが、、、
同僚 : 「香港って、ものすごく大きいのでしょう。この町よりもちろん大きいのだろうけれども、ナントくらい?」
もう 「香港ではなくて東京なのだけれども」 、、、と訂正する気持ちも起こらず、軽く流しておきました。
本当にここの職場ではこういう発言を良く耳にします。
「中国も日本も、ラオス (ラオス人の同僚がいるので) だってどこも皆同じようなものだろう。」
そしてこちらの人が良く使う言葉、 chintok が私は大嫌いです。
要は、「中国やそこら辺のアジア人」。
これはアジア人当人にとってはかなり軽蔑的な言葉に聞こえます。
もちろん全ての人がそういうわけではなく、興味を持って話を聞いてくれたり、しっかりと私や他のアジア諸国の人達ののアイデンティティーをレスペクト(尊重)してくれる人達もたくさんいます。が、多勢はやはり上記の様な人達で。
遠く、広く、世界に目を向け、自分たちのそれとは違った世界があることを知ってもらいたいと思うのですが、、、。
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